WORKS 事例

00 農に特化したまちづくりという新たな農地保全策

常総市常総インターチェンジ周辺地区

 まちづくりの一環として「これからの農業のあり方を真剣に考えたい」という想いの初舞台となったのは茨城県常総市です。
 平成25年の夏、初めて訪れた常総市は青々とした田んぼと澄んだ青空がどこまでも広がるのどかな美しいまちでした。

美しい農景観の裏に隠れた課題

 しかし、その後事業予定地約62haの地権者103名(現在、約48ha/70名)を対象に行われたヒヤリングにより、その風景の裏に隠れた、農家さんの高齢化や担い手の不足、放置された数々の未相続の農地、さらに近い将来訪れるであろう団塊世代の現役引退による生産人口の減少など、地域が抱えた様々な課題が明らかになりました。

課題の解決策:まちづくりのテーマの提示

 農業が基幹産業である地域の農業をいかにして守るべきか!

 そこで農業の産業化という新たな農地保全策を表明致しました。ただ守るだけでなく、農に特化したまちづくりとのバランスを取る!
 実はこの業界では、「農地」と「まちづくり」は相反する概念です。農地をつぶしてできるのがまちなのですから。

 農業に特化したまちづくりという発想の転換、そこから「アグリサイエンスバレー構想※」は始まりました。

※「アグリサイエンスバレー構想」:高度な生産エリアと加工・販売・流通を担う産業エリアを集積することで、「食」をテーマとした、生産・加工・販売・加工・物流が一気通貫する6次産業団地の形成