WORKS 事例

02 土地利用の公平性をはかる

常総市常総インターチェンジ周辺地区

評価が異なる土地利用による課題

 
 事業エリア全体で、生産・加工・販売・物流が一気通貫する6次産業化を図るという構想にもとづくと、一部の土地は市街化することで土地としての価値が上がる一方、農地のまま残る土地は価値が変わらず、それぞれの場所に位置した地権者様の間では、大きな不公平が生じることになりました。

 そもそも、農業を産業化するまちづくりという名の下一部を市街化エリアに編入できる可能性が生まれたわけですから、農地側に土地を持っていた地権者様が不利になることは確かに不公平です。

 将来本事業から生まれる利益を、地権者の皆様が公平に共有できるしくみの構築と実践が求められていました。

課題の解決策

 わたしたちはこうしたミッションをクリアするため、複数のモデルから、70人全員の「農地」と「(市街化編入することで生まれる)宅地」の持分比率を均等にする「土地の交換」を提案しました。

 最初はだれもが反対し、不可能に思えた土地の交換でしたが、地権者の皆様のご理解もあり、無事MISSION COMPLETE!
 地権者の合意形成から、換地、登記までの一連の業務を完了させることにより、結果、土地区画整理事業、ならびに土地改良事業に着手できる環境を整えることができました。

 以後「公平性」は、本事業の全てにおける基本ルールとなり、100%に近い合意形成に導いたキーワードになりました。